体操のおもしろさを知ってほしい！＝八尾体操クラブ

1. 八尾体操クラブは八尾体操協会を母体に誕生した
2. 結成されたきっかけについて
3. 団体として大切にしていること
4. 八尾体操クラブとして行っている大会などについて
5. 入会するには？
6. 教室で教えていること
7. 八尾キメラに参加したきっかけ
8. クラブとしての夢について
9. 八尾体操クラブへの入会方法

八尾体操クラブは八尾体操協会を母体に誕生した

八尾体操クラブは八尾体操協会を母体に運営されている団体です。歴史は長く40年以上活動を行っており、主に八尾市在住の小学生を対象に指導しています。

結成されたきっかけについて

元々は元八尾市会議員で現在八尾体操協会理事長が体操選手で国体選手だったことから端を発します。「八尾市在住の子どもたちに体操のおもしろさを少しでも伝えたい」という想いから、八尾市体操教室を発足。当時は中学生や高校生を指導していたといいます。

その後、小学生などの入会も増えたことから八尾体操クラブをつくりました。活動としては、ボランティアで指導員が子どもたちに体操を教えているとのこと。運営も会員の親御さんにより行われています。

団体として大切にしていること

団体の活動目的については、子どもたちを指導して体操選手を育成するのではなく、体操の楽しさを知ってもらうための『入口』としての存在意義を保っているといいます。また、団体行動の中で精神修養として礼儀などを学んでほしいとのことです。

担当者は「もっと技術を高めたい、選手として育てたいという方は営利の教室などで学んでいただいています。当団体はあくまで体操のおもしろさを知ってもらう入口として運営しています。とにかく楽しんでもらいながら体操の基礎中の基礎を知ってもらう場として展開しています」。しかし、同団体では指導者として元国体選手などがスタッフとして在籍しており、しっかり学ぶことができます。

八尾体操クラブとして行っている大会などについて

同団体として実施している大会は２つあるそうです。

１つは八尾体操クラブの会員による「クラブ杯」で年1回開催されているとのこと。2つ目は「八尾市市民大会」だそうで年2回行われています。市民大会に関しては、八尾市在住の体操経験のある方なら誰でも参加できるよう門戸を広げているようです。

入会するには？

入会するための資格としては、八尾市在住の小学生が条件とのことです。市外在住の場合は同団体が許可した方が入ることができるといいます。会費については、正規会員（幼稚園年小～小学6年生までが対象）は入会金と保険料を併せて1,980円、月会費2,500円（そのほか諸経費）。無料体験も随時募集しているそうなので、体験レッスンを受けてみることも可能となっています。

教室は八尾体操振興会（八尾ウイング内）、毎週月曜日18～21時に実施。場所が確保できない場合は久宝寺中学校体育館（同日、19～21時）で行っています（新型コロナウイルスの影響により時間など変動あり）。

服装については、伸び縮するものであればOKとのことです。

教室で教えていること

指導内容としては飛んだり跳ねたりが楽しめるものとなっています。柔軟運動、前回り、後ろ回り、倒立など、体操の基本技を指導します。マット運動では回転、バック転、宙返りのほか、鉄棒では足かけ上がり、逆上がり、後ろ回り、前回り、フット降りほか、跳び箱運動は飛び乗り、飛び降り、回転飛びなどを教えます。また、平均台では台上歩きからジャンプ、前転、側転、ターンなどを指導します。

八尾キメラに参加したきっかけ

八尾キメラに参加を決めた理由としては同団体のPRが目的といいます。

課題のひとつとして「少子化により運動をする子どもたちが減りつつあります」と話しており、同団体も例にもれず入会が減少傾向にあるといいます。「ピーク時には当団体も100人近くいました。しかし、現在は減少しつつありますので、八尾キメラに参加して少しでも当団体を知ってもらい、入会していただければ―」。

同イベントでは、ロングマットを敷いての前回りと後ろ回り、ミニトランポリンを使ってのジャンプ体験などを予定しているそうです。「ケガをしない範囲で楽しんでいただける、メニューを予定しています」とのこと。

クラブとしての夢について

一昨年までは、アクティブカップ協会が主催するアクティングカップに出場していたそうです。同大会は200名以上の選手が参加する大きな大会だといいます。「体操が得意な子を何人か選出して、大会に出場していました。現在は参加できる状況にないため会員数を増やし、また大会に出たいですね」と、ビジョンを描いています。さらに、大会に出場できるようになる日までに、子どもたちの技術レベル向上も併せて目指していきたいとのことです。

そのほかでは、ボランティア指導者の若返りも図りたいそうで、「指導者も高齢化しているため、若い世代が指導に参加してくれるといいですね。また運営に関しても、会員の親御さんが行っていただいているので、団体内での活動ではありますが、負担を軽減しながらも活動に参加していただけるようにできればと思っています」と、団体存続のための課題解決を検討されているとのことです。