BUBOやおかしは中河内地域を中心に障がい者と健常者が分け隔てなく参加できるインクルーシブフットボールクラブとして活動している団体です。同チームは、主に精神・知的障がいのある方、健常者が一緒になってフットサルを楽しむもので、
主に社会参加を目的としています。定例会は約2か月に1回、ノア・フットサルステージ久宝寺(八尾市龍華町2-2-1)で実施。毎回、たくさんの参加者でにぎわっています。
今回は、同チームの代表・吉本慎弥さんに話を伺いました。
チームでの活動などについて教えてください
チームとしては2019年6月に発足され、八尾市と柏原市をメインに活動を開始しました。基本的に精神・知的障がいのある方がスポーツを通じて社会参加して頂くのが目的です。障がい者、健常者といった垣根はなく皆がフットサルを楽しんでいます。私たちスタッフは、元々、精神・知的障がいのある方の支援などを行うソーシャルワーカーという仕事をしています。そのような者たちが集まって、活動を支えています。
スポーツで自立支援ですか?
自立支援というよりは社会参加に近いです。障がいのある方は社会参加の機会、場所が少なく感じており、そういった場所を提供できればと思っています。スポーツを通して色々な方と交流し、社会とつながるきっかけになるのではと思い、団体を運営しています。参加者も様々ですが、国籍、年齢、障がいは一切問わず、誰もが出入りできるインクルーシブなチームとして活動しています。また、大阪府下には私たちと同じチームはいくつかあり、全国大会やワールドカップなども開催されており、意外と活発です。将来的にはBUBOやおかしからソーシャルフットボールの競技性チームを作り大会などに出場できればと思っています。
課題について
みんな日中仕事をしながら活動しているため、昼間の開催ができないのが現状です。そのため、日中にフットサルをしたい方が
参加できないのは悩みですね。また、活動の周知ができていないのも課題のひとつです。できるだけ、多くの方に参加していただき、フットサル人口を増やしたいと思っています。また、当チームでは、活動にご理解いただいた協賛者様からスポンサー金を頂いています。もっと、私たちのことを知ってもらい、一般企業様からも協賛いただけるような地域に根差したチームになっていきたいと考えています。
ジョニー新聞
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