空手を通じて礼儀と技術の鍛錬を=八尾市空手道協会

八尾市空手道協会について


八尾市空手道協会は昭和28年に発足された団体です。過去には常光寺やクラブハウスなどさまざまな道場で選手を育て続け、途切れることなく現在まで活動をしています。

「1954年9月(昭29)空手道を通じて健全な、次代を担う青少年の育成を目的として、開設された糸東流空手道拳龍会八尾道場(八尾隣保館 南本町3-4)の有志により結成されました。1966年4月(昭41)八尾市体育連盟に加盟。その後、各流各会派から入会申請があり、現在の登録道場は12道場。1道場で10~30名、小・中学生を中心に一般の生徒も一緒になって心身の健康のため稽古に励んでいます」。

同協会は、武道憲章の考えを踏襲(とうしゅう)しており、単に技術を修練するだけでなく日本の伝統文化の維持、発展のために尽力しています。

八尾市内にいくつも存在する登録道場


同協会の登録道場は15カ所あり、ウイング空手道倶楽部、南山本空手道教室、西山本空手道教室、渋川空手道教室、八尾南空手道教室、八武館東山本道場、八武館南高安道場、国際松濤館八尾市支部道場、憲武館八尾、用和空手道教室、正心館八尾道場、憲武館山本北、糸洲会藤田道場、空心会刑部道場となっています。

1道場につき20~30人の子供たちが日々、空手の練習を行っているといいます。

練習などについて


昔は空手の練習は厳しく、試合での勝敗が重視されていました。しかし、競技として世界各国で行われるようになってからは安全性が重視され、試合中はケガをしないよう防具を装着したうえで実施されています。

そうした背景から、同協会で行っている練習は競技嗜好というよりは、空手を通じて礼儀正しい子に育てること、心身の健康を保つこと目的に指導しているとのこと。「礼儀正しい人間になるよう指導することで、将来、有能な社会人に育つようにと願いを込めて指導しています」

協会としての大会やイベントなどについて


同協会が主催している大会としては、小中学生を対象とした大会があるとのこと。また春と秋の市民大会にも参加しているそうです。大会によっては大所帯で実際されており、参加200人体制で試合が行われるといいます。「スポーツ競技としては春季・秋季八尾市民体育大会空手道の部への参加、対外的には大阪府小学生空手道大会及び大阪府空手道選手権大会(中学生以上)に参加しています。また、各種大会で優秀な成績を収めるため各道場合同で強化練習を実施、競技力向上に努めています」。

八尾キメラで行うこと

八尾キメラでは、同協会が分かるパンフレットを作成したり、体験に参加した子どもたちのために粗品を用意するそうです。また、ボランティアスタッフだけでなく、外部の指導者や審判などを招へいし、空手道協会らしい体験を提供するとのことです。

八尾市空手道協会としての教室の連絡先

・八尾市総合体育館(ウイング)武道場2
・対象は八尾市在住、在学の小学生以上
・小中学生の部は午後6時~午後8時
・水曜日、金曜日

・八尾市立南木の本防災体育館 道場1
・対象は八尾市在住、在学の小学生以上
・午後3時30分~午後5時30分
・土曜日

八尾市空手道協会 新居
TEL072-996-2366

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ジョニー新聞

アクリル運動部さんでスポーツ記者として取材、執筆をさせていただいております。大阪府八尾市からスポーツ関連の取材記事をお届けします!
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